【映画 ネタバレなしの感想】『おとうと』（１９６０）

• げん：岸惠子
• 碧郎：川口浩
• 母：田中絹代

　小説家の娘だったげんは、好き放題に暮らしている弟碧朗の世話に苦労していた。そんなある日、げんは、母親に頼まれてデパートに買い物に行くことに・・・。

　この映画はですね・・・。

　家族内での、微妙なズレ。

　これが凄く丁寧に、しかもリアルに描かれているのよ( ;∀;)。

　ねちっこい愚痴とか、逆ギレの仕方とか・・・。

　ほんと観ていて、オッサン、”あるある”って何度も頷いていましたよｗ。

　”ケンカする程仲が良い”じゃないですが・・。

　げんと碧朗。

　さんざん言い争いしながらも、仲良いんだよね～(#^^#)。

　ふとした瞬間に交わす言葉。

　大した事はないんだけど・・・。

　お互いに通じ合っているってのが、メチャ分かるんだよな～(#^^#)。

　家族のリアルな、内情を描いたこの作品。

　愛憎劇とか好きな人にはオススメです(#^^#)。